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続・オリンピック

今回もまた、オリンピック関連のお話になりますがご勘弁を。


北京オリンピックが終わりました。

色々とモヤモヤする大会ではありましたが、たくさんのドラマ、感動があり、

スポーツを観るのもするのも好きなおばさんにとっては毎日が楽しみでした。


期間中、偶然テレビで放映されていた

「イギリス史上初めてのスキージャンプの代表選手」で

カルガリーオリンピックに出場を果たした “マイケル・エドワーズ” の

実話に基づいた映画『イーグルジャンプ』(日本では未公開)を鑑賞して

胸を打たれたお話をします。


そうなんです。雪とは無縁のジャマイカのボブスレーチームが

五輪史上、初参加したのもカルガリーオリンピック。

そのチームを題材にした映画『クール・ランニング』は日本でも公開されたので

ご存知の方もいると思います。

1988年のカルガリーオリンピックも話題が多かったんですね。


ちょこっとあらすじをご紹介しますと...


小さい時からオリンピックに出場することを夢見てきた主人公は、

運動神経が鈍い上に極度の近眼。

ある日、偶然見たスキージャンプに興味を持つが、その時彼は既に22歳。

幼少の頃から始めるのが常識とされているスキージャンプ。

両親や周囲からの散々反対にも関わらず、自分の信じた道を絶対に諦めない主人公。

彼の情熱が、少しずつ周りの心を動かしていく。

そんな中、訳ありの過去を持つ元天才スキージャンパーのコーチに出会い、

ともに成長していき一年後には、ついにオリンピック出場を果たす!

(落ちこぼれコーチとの出会いは「クールランニング」と同じですね)


記録は伸びなかったものの、彼の人柄が観客に愛され、

「鷹のエディ」という愛称で親しまれるようになり、

メディアの取材を受けるほどの「時の人」となる。


「そんなうまいこと行くのかいな?」と疑いたくなりますが、実話なんです。

実際の閉会式にオリンピック大会長のスピーチに

「鷹のように舞い上がった選手」として彼のことを紹介される映像もながれていました。


コーチ役が世界的有名俳優 “ヒュー・ジャックマン” なのもビックリ。


諦めない気持ちが人を動かす。

「出来ない、ダメ」という杓子定規は他人の物差しでしかないんですね。

何かに挫けそうになったら見たくなる、爽やかな映画でした。


映画でも言っていた「オリンピック精神」

「オリンピックとは参加することに意義がある」という言葉。

何だか今はもうそんな重みが無い気がしますが...。

努力して五輪の舞台に立つ権利は皆平等なんだ。


純粋にアスリートを讃えるオリンピックが観たい、とつくづく思う

北京オリンピックでした。



こちらは長野オリンピック、白馬村のスキージャンプ会場。

マイケル・エドワーズさんは長野大会にも出ようと頑張っていたそうですが、

残念ながら叶わなかったそうです。

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