手紙、封書、一筆箋、葉書、カード等、色々なお便りがあります。
昨今はとても便利な携帯のおかげでメールやLINEで思い付いた時にササッと作成出来てしまうので使用頻度はめっきり減ってしまっています。
でも、手書きの手紙は、便箋や封筒選び、相手のことを思いながら書き進める事で自分の気持ちを再認識したり相手に届くまでの時間のワクワク感等、メールやLINEとは別の良さがたくさんあります。
それに、手紙って貰うと嬉しいものです。
「LINEでも良かったのにわざわざ時間を使って書いてくれている」と思うとやっぱり嬉しいですし、格別感があります。
思い起こせば、不定期に葉書を送ってくれる古い友人がいます。
彼女の葉書はとても個性的で、毎回小説や詩集等から気に入った部分を抜粋して
ササッと書いて最後に近況がちらっと添えられています。
独特な字体でしかも大きいので、最後に書いたであろう宛名は郵便番号欄の真下に窮屈そうに並んでいます。(これがちゃんと届くとは、郵便屋さんに感謝です。)
そして毎回受け取った時には彼女がしたためてくれた時間とあたたかさが伝わり、
いつもほっこりした気持ちになります。
最後に彼女に会ったのは20年前。
今、お互いに顔を合わせて認識できるか不安ですが、
相手との間に流れる時間、思いをこれからも大事にしていきたいと改めて思います。
最近、手書きの便りを書いてないなぁと思ったら
お気に入りのペンや葉書を見つけるところから始めませんか?
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