今NHKの朝ドラマで牧野富太郎博士のお話をしています。
神木隆之介さんがとても素敵に演じておられますね。
私の祖父は高知在住でしたので、牧野植物園は小さい頃からよく行った場所で、とても懐かしいです。
人が乗れる大きなハスの葉オオオニバスは本当に乗れそうでとても興味深かったし、
色々な植物があって一日中観察して楽しめるところでした。
もちろん牧野植物図鑑も我が家にありました。カラー版でしたが、めくると詳細に描かれた植物がびっしり。
飽きることなく読めました。
牧野博士の「雑草という名の草はない」という言葉は有名ですが、聞くとなんだか気持ちが高揚するような気がします。
存在を尊重する気持ちが伝わってくるからでしょうか。
機会があれば是非高知の牧野植物園を訪ねてください。本当に素晴らしいです。
最後にもう一つ、牧野博士の言葉を。
「植物は人間がいなくても少しも構わずに生活するが、人間は植物が無くては生活の出来ぬ事である。そうすると、植物と人間とを比べると人間の方が植物より弱虫であるといえよう。つまり人間は植物に向こうてオジギをせねばならぬ立場にある。」
photoAC バイカオウレン
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