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繋ぐ夏祭り

連日の猛暑、新型コロナウィルスの感染拡大や、熱中症にも気を付けながらの8月ではありますが、『夏祭りシーズン』でもあります。


3年ぶりの開催を決めた祭りもあり、また、やむを得ず中止を決定する祭りもありました。

お祭りを支援する「オマツリジャパン」によると、全国には30万位のお祭りがあるようですが、今年はとても難しい決断だったと察します。

何とか開催したいという思いも強いでしょうし、開催された場合の感染拡大も不安。

止むを得ずに泣く泣く中止...。などなど。

因みに私の地元地区のお祭りは3年ぶりに開催されました。

主催団体は直前まで揺れ動いていたようで、もう中止になるだろうと予想していましたが

「え?やるの?」という反応がおおかたのリアクションでした。

どうやら長年支えてきた主催側の人々も、2年の中止期間中に高齢化し、体力の低下や、感染への不安、コロナ禍での閉塞感などによって気力が低下してしまっていたようです。


そこでちょっとした世代交代。

体力はあれども未経験者も多く、短時間での申し送りには不安はありましたが、なんとか開催までこぎつけることが出来ました。


飲食の屋台も極力減らし、感染対策も考えられる範囲で講じて臨みましたが、いざ開催時間になるとあっという間に人が増え、大行列ができてしまいました。 開催予定は3時間。十分遊んで貰えるように余裕をもって用意したはずの商品が、なんと1時間半で売り切れる事態に。


長年関わってきましたがこれほどの人出と行列は初めてです。

皆さん久々のお祭りを待ち兼ねていたのでしょうか、 はたまた新しいマンションで子育て世帯が増えたのか....。

お祭りはボランティアで支えられているといっても過言ではないと思います。

ボランティアの中には中高生もいます。

お祭り中にはこの2年の間に卒業した子達が顔を見せに来てくれました。

「大学が遠方なのでしばらく地元を離れるけどまた、来ます。」と約束してくれました。

彼らが大人になって帰ってきたらまた、中心になって祭りを盛り上げてくれるだろうと思いますが、どんな時代になっているのでしょう。

今回の開催は、今まで当たり前にあった地元の祭りを改めて見直すいい機会にもなり、

「一歩ずつ前進」させる為の「過渡期」を迎えたのかもしれません。



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