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親と人生

残暑が続く中、緊急事態宣言がようやく明けました。

やっと開放的な気分になれた中で、こう思う方もいるのではないでしょうか。

「あれ、うちの親、こんなに老けてたっけ…?」


自分も知らずのうちにアラサー。

というか、ジャストサーティの年になっていました。

いつもうるさくて元気にキャーキャーしている親が、そりゃ年も取るもんだなと時の流れを感じています。


私の祖母は私の幼いころ頃からひとり暮らしをしていて、お料理上手で、趣味もそこそこ楽しんでいて、たまに泊まりに行ったり、年末年始は祖母の家で過ごしたりしていました。

食べることが大好きだったので、謎にずっと元気なんだと錯覚していましたが、認知症を発症し、あっという間に施設に入ってしまうように。

それから、びっくりするくらいすぐに老け込んでしまいました。


そんな風に、うちの親もいつまでも元気ではないのだという論理は分かっているけれども、なかなか未来の想像はできません。

とりあえず、仕事をしているうちは元気かな…と思っています。

でも、こう考えられる今が幸せなんだろうなとふと思うときがあります。

今はみんなが元気で生きているので、何も不自由がありません。

でも、その先は…?


「フレイル予防」という言葉があります。

介護がいる状態(要介護)と健常の境目にある状態を「フレイル」といい、予防をすることで、健常に戻ることができます。

コロナで引きこもりがちになったり、社会や人との接点が無くなってしまっている今、フレイル予防をすることで、少しでも元気になる方が増えたらいいですね。

人との繋がりや「こうしたい」と思う意志を持つということが、ずっと元気でいる秘訣なのかな、と思います。

私たちはそうした人との繋がりをとても大事にしています。


良い人生だったと言えるように、なるべく自分も、親も、みんな元気でいられるようにしたいものです。

Lebenもそんな方を心より応援し、寄り添いたいと思っています。


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